ゼロカーボンバイオ産業創出によるバイオ産業創出拠点では、2024年10月8日(火)9日(水)の2日間にわたり、資源循環共創会議・地域共創会議を開催しました。
会場となったのは、京都が誇る伝統工芸「丹後ちりめん」で知られる京丹後市に位置する「京都府織物・機械金属振興センター」。同センターは、織物業と機械金属業を中心に技術支援や人材育成研修等を行い、京都府の公設試験研究機関として100年以上もの歴史がある研究機関です。
今回は、第一部、第二部に分けて会議が行われました。まず第一部「資源循環共創会議」では、各プロジェクトの代表者から研究開発に関する進捗の報告があり、いずれのプロジェクトにおいても順調に研究が進んでいることが共有されました。
第二部「地域共創会議」では、京丹後の事業者・自治体から3名の方に登壇していただきました。まずは、丹後ちりめん織元たゆう代表取締役の田茂井様から丹後ちりめんの歴史と現在の取り巻く状況についてお話しいただき、続いて、会場である京都府織物・機械金属振興センター主任研究員の徳本様からはセンターの取り組みについてご説明いただきました。最後は、与謝野町農林環境課・主任田中様より与謝野町の農業の取り組みをご紹介いただき、意見交換会ではそれぞれが抱える現状の課題について活発なディスカッションが行われ、非常に有意義な時間となりました。
2日目は、丹後ちりめん織元たゆう、TANGO OPEN CENTERを見学させていただきました。丹後ちりめんが制作される工程を目の前で体感し、参加者全員がインプットできた貴重な機会となりました。
概要
◇日時:2024年10月8日(火)・9日(水)
◇会場:京都府織物・機械金属振興センター/オンライン(Zoom)
◇参加者:拠点参画機関関係者・地元関係者 現地25名・オンライン20名(計45名)
◇内容:
10月8日(火)
1.拠点における研究開発課題の進捗状況
2.地元の関係者の方々による話題提供
3.全体意見交換
10月9日(水)
1.地域事業者、TANGO OPEN CENTER見学