京都府の農業・茶業における課題や将来ビジョン、研究開発ニーズ等を把握するため、事業関係者の方々を対象にヒアリングを実施しました。
今回のヒアリングでは、生産者の減少・高齢化やそれに伴う遊休農地の増加、規格外品への対応等、農業・茶業が直面している課題についてお話を聞かせていただきました。また、地球環境や人の健康に配慮した農産物の需要が国内外で高まるなか、有機野菜等の普及や品質向上に精力的に取り組んでおられる様子を伺い、本拠点が掲げるゼロカーボン農業もそうした取組に貢献していく必要性を改めて実感しました。特に肥料は農産物のおいしさに大きく影響するということで、現在開発を進めている農業用肥料に対しても、機能面やコストへのご助言を多数いただきました。さらに、産品の付加価値を高めるためには科学的エビデンスが必要とのご意見もいただき、今後の大学との連携・協働に期待を寄せていただきました。引き続き地域の皆様との意見交換を重ね、プロジェクトの最適化を図ってまいりたいと思います。
お忙しい中、調査にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます!
◆今回お話を伺った皆様◆
・OYAOYA(ホームページはこちら)
・株式会社オーガニックnico(ホームページはこちら)
・公益社団法人京都府茶業会議所(ホームページはこちら)