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令和7年度地域共創会議・第2回資源循環共創会議を開催しました

2025.11.06 イベント情報

ゼロカーボンバイオ産業創出によるバイオ産業創出拠点では、2025年11月4日(火)5日(水)の2日間にわたり、資源循環共創会議・地域共創会議を宮津市(前尾記念クロスワークセンターMIYAZU)で開催しました。

昨年に引き続き、日本国内最大の絹織物(白生地)の産地で知られる京都府北部を訪問し、約300年続く丹後ちりめん産業にかかわる事業者の方々と意見交換を行いました。

今回は、絹産業の事業者から4名の方に話題を提供していただき、拠点メンバーと意見交換を行いました。

ながすな繭株式会社からは、代表取締役の堀井和輝様がご登壇され、京丹後から養蚕・素材開発を軸にした国産シルクの価値向上に向けた取り組みをご紹介いただくともに、最近では「新シルク産業創造館」の運営にも関わり、シルクの用途開発や企業連携を促進し、地域の新産業創出にも取り組んでおられる内容をご紹介されました。

丹後の絹にこだわり、染から織まで一貫体制で多品種・小ロットのものづくりを実践しておられる創作工房糸あそびの代表 山本 徹様からは、4mm幅のシルクリボンを自社生産するなどによる技術拡充と新素材提案の取り組みを紹介いただきました。

クスカ株式会社(代表取締役 楠 泰彦 様)は、丹後ちりめんの技術を基盤に、手織りにこだわって高付加価値ブランドを国内外へ展開されていますが、近年は東京・帝国ホテル本館に「kuska fabric」旗艦店を開設し、京都の絹の魅力発信と販路拡大を進めておられます。

また、2日目には民谷螺鈿株式会社をご訪問し、西陣織と螺鈿の表現を融合した独自の「螺鈿織」を間近で見学させていただきました。同社は、国際的なテキスタイル見本市関連企画への招聘や出展など、対外発信にも力を入れておられて京都発の技術を世界へ届けておられます。

今回意見交換させていただきました4社に共通していたのは、「伝統とは、形を変えながら進化し続けるものである」という揺るぎないお考えでした。 素材、技術、表現、および販路。それぞれの代表者の皆様からは、京都の絹産業が長い歴史の中で培ってきた伝統の力と、これから訪れる未来への希望が鮮やかに浮かび上がってきました。京都大学・ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点は、今後も地域の皆様方と協力して、京都府北部地域の産業振興に少しでも貢献できるように、引き続きCOI-NEXT事業に取り組んで参ります。どうぞご期待ください。

開催概要
日時:2025年11月4日~5日
会場:前尾記念クロスワークセンターMIYAZU 〒626-0041 京都府宮津市鶴賀2164−2

<プログラム>
第一部 資源循環共創会議(拠点関係者のみ)
1.研究開発会議

第二部 地域共創会議(拠点関係者および地域の皆さま)
1.拠点紹介
(京都大学工学研究科 教授・拠点PL 沼田圭司)
2.話題提供
1)ながすな繭の取り組みについて
(ながすな繭株式会社 代表取締役 堀井 和輝 様)
2)創作工房糸あそびの取組について
(創作工房糸あそび 代表 山本 徹 様)
3)クスカの取り組みについて
(クスカ株式会社 代表取締役 楠 泰彦 様)
4)民谷螺鈿の取り組みについて(2日目)
(民谷螺鈿株式会社 代表取締役 民谷 共路 様)

地域事業者見学(2日目)
1)民谷螺鈿
2)クスカ株式会社

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