ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点は京都府の進めるZET(Zero Emission Technology)-Valley構想と連携しており、このたびその一環として2023年3月2日、3日に開催されましたZET New Japan Summit 2023(京都府向日市 永守重信市民会館)で、拠点が目指すビジョンを対談形式で紹介しました。
セッションでは「産学公で挑む技術革新 ゼロカーボンバイオ産業創出による資源循環共創拠点の実現に向けて」と題して、プロジェクトリーダーの沼田圭司 教授のほか、幹事企業である株式会社島津製作所 基盤技術研究所 新事業開発室 の髙橋雅俊 室長、参画企業のSymbiobe株式会社 後圭介 代表取締役、幹事自治体である京都府からは商工労働観光部ものづくり振興課 足利健淳 課長が登壇し、空気の資源化技術を基盤とするゼロカーボン実現に向けた地域ビジョンについて意見を交わしました。特に沼田リーダーからは、「資源が少ない我が国においては、空気などの今ある資源を科学技術により有効に循環させることが結果的にゼロカーボンにつながる」と、本拠点活動にかける熱い思いを発信致しました。
いよいよ4月から本格ステージが始まります。今回のSummitを通じて拡げたネットワークを活用し、研究開発成果の実用化とスタートアップ創出に取り組んで参ります。